こんにちわ、宮内洋行 今週の担当はモトキです。
さて、
いつ春はおわったんでしょうか?
いつの間に夏が来たんでしょうか?
そんな毎日が続いております。
さて、
鹿児島には、日本唯一のロケット発射台が2つもあります。
一つは、内之浦(大隅半島の南にあります。めちゃ遠いです。)
もうひとつは、種子島(本土から割と近い、ジェットフェリーでやく90分のところ)です。
なぜ、鹿児島に集中しているかというと、
ロケットを発射して、軌道に乗せるにあたって、赤道に近ければ近いほど、
遠心力の力を得られるので、必要な推進力が少なくて済むからです。
だから、世界中のロケット発射基地は国土のより南に近いところに立地します。
例えば、アメリカであれば、ヒューストン(テキサスなので南)
ロシアであれば、バイコヌール(カザフスタンはロシアより南に立地します)
また、海に近いほうが、もしイレギュラーが発生したときに、人的被害が少ないからということで、
半島の先っぽにあることが多いのです。
(では、なぜ沖縄にないのかというと、おそらくですが、米軍との関係性、またロケット自体は本土でつくられますのであまりに遠いと輸送の関係などもあるのではないでしょうか)
前置きが長くなりましたが、
本日AM9時に種子島宇宙センターから、「みちびき2号」が発射されました。
前回の発射では、鹿児島市内からもロケットの煙が見えましたが、今回は曇りのため見れず、、
GPS機能強化のための衛星とのことなので、今後カーナビなどもっと正確になるそうです。
(なんと誤差6cm以内だそう なんかいろいろのぞかれそうですね)
鹿児島は宇宙に一番近い都市ということでアピールしていけば、
もっとおもしろいのにと思う今日この頃、
種子島宇宙センターは事前の申し込みで、ロケット発射台の目の前まで見学できますので、
みなさん、鹿児島にいらして、
ぜひ観察してください!
以上、宇宙オタクからのお知らせでした!