日本のカレンダー
日本で作られているカレンダーは、種類にして2~3万種、数にして1人平均2.7部。日本列島がカレンダーに埋まってしまうような数字だ。そのほとんどが、企業が自社の名や商品をいれて作る企業カレンダーである。企業カレンダーは原則として無料で配られる。
カレンダー、つまり、暦は家庭に入りやすく、365日使って貰える。新聞広告やラジオ、テレビ広告などに比べて保有性が格段に高い。情報媒体としては、最高です。
日本のカレンダーは、質・量ともにいまや世界に誇れる日本のカレンダーである。
外国のカレンダー
外国では、市販されているものが多く、人々は自分の気にいったものを買い求めるのが普通。「カレンダーはもらうもの」が常識の日本とはずいぶん違う。タダといっても、日本製のカレンダーが外国製と比べて、劣るということはない。むしろ、外国製よりデザインにせよ、印刷にせよ優れている。外国で「日本のカレンダーが欲しい」と現地人にせがまれる、という話はよく耳にするところだ。