第146話   恐るべしミーちゃん   by カナコ


突然ですが、今回はウチの近所の猫の話です。

「ミーちゃん」という飼い猫がいます。「ミーちゃん」なので

たぶんメスだと思います。

年齢は知りません。けっこう年をとっているらしいです。



ミーちゃんは最近外で見かけることが多く、

私が仕事から帰る頃によくウチの駐車場にじっと座っています。

私が駐車しようと車をバックさせても全然動きません。

いつの間にか逃げていますが・・・。



そんなある日、帰るとまたミーちゃんが駐車場に。

「ミーちゃん危ないよー」と言いながらゆっくりバックしていくと

車の前に出てきて、家の前の車道のど真ん中で立ち止まり、こちらを見ていました。



するとそこへバイクが通りかかりました。

しかしミーちゃんは平然とこちらを見ています。

バイクのおじさんはミーちゃんを避けて通ってくれました。



するとすぐ反対方向から、今度は車が!

「ミーちゃん危ない!」と私は叫んだのですが、肝心のミーちゃんは微動だにせず。

チラリと横目で車を見ただけでした。

なんと車もミーちゃんを避けて通りすぎました。



ただ鈍いだけなのか、神経がず太いのか。ミーちゃんすごい (笑)!



今後も彼女のことが気になる上野でした。